第2章 あの子の正体
ハァ~イ花谷さんだよっ☆←
・・・やめよ吐き気する←
ほんと、なんで会長こんなキモい事できるんだろう?←
尊敬するわ。うん。←
突然ですが、私の家の事、教えて差し上げます!←
え?興味ない?
ごめん!聞こえなかった!もっかい言って~?←
はい!まず私のお父さんは大きな会社の社長です!
この事から必然的に、私の家お金持ちという風になりますね!
え?ウザい?なんのことぉ~?←
続いて、私がグレた理由ですね!
私は、花谷家の一人っ子です!
上の事があるため、私はいろいろ期待されて来ました!
ですが!私はその期待に、だいたいは応える事ができませんでした!
唯一応えられたのは、勉強
頑張れば、なんとかなったから、頑張った
周りの人は、私を、天才と呼んだ
努力、してきたのに
努力して、やっと期待に応えられたのに
今度は、友達を、失った
私が、'天才'だから
え?どっかの影山に似てる?←
気のせいじゃないかなぁ~?←
だって私、天才じゃないし。
私は、気づいた
何かを手に入れると、何かを失うって、こういう事なんだって
じゃあ、何にもいらないや
学歴も、友達も、いらない
親の期待なんてどうでもいい
私らしく、生きよう
これが、私のグレた理由ですね!はい!
金「えっ!?そうなの!?!?」
あれ?口に出てました?
国「バリバリ出てたよ」
まじですか
「で?この話聞いて、どう思った?」
国「・・・別に、何とも」←
金「す、すごいんだなって思った」
「そっか。・・・てかさ、国見はメンタル強いね!」←
国「・・・別に」←
「またそうやって!」←
金「・・・お前ってさ、不良だけど、なんか、違うよな。」←
「ちょっと言ってる意味がわかんないな」←
金「なんか、普通じゃん」
「ん~、そうかなぁ~?」
国「まあ、うちの部に本物いるし」←
金「・・・ああ」←
「・・・ふ~ん。まあ、」
‘今年の私、なんか前までと、何かが変わってんだよなぁ~’
「「!・・・ふ~ん。良いことじゃん」」
「なんだよ二人して、キモい」←
金「お前って国見に負けない毒舌だよな(泣)」←
「「はぁ~?なに言ってんの?こいつと一緒にすんな。お前真似すんなよ」」
金「・・・(ただの仲良しじゃねぇか)」←