第1章 最初の出会い
それからしばらくして、入学式が終わったらしい
それと、また及川徹に捕まってる
なんか、人をいっぱい連れて←
この人曰く、生徒会役員らしい
怖い、怖いよ。生徒会ともあろうものが、初日に集団で新一年をイジメるんだ!←
「で、どうしたんですかー?会長サン?」
及「どうしたじゃないでしょ?結局体育館こなかったね。」ニコッ
「面倒だったのでー」
ほらほら、あなたの大切な'仮面'が、崩れてますよー?
及「それと、さっき俺のこと嫌いって言ったよね?珍しいんだよねー、そんなこと言う子」ニコッ
「あっそ。そんなに自分のルックスに自信があるんだ。じゃあ、私があなたの事、嫌いな理由、教えてあげよっか?」
及「言ってくれるとうれしいな。改善するから」ニコッ
できないくせに
「ほら、そういうところ」
及「え?ごめん。わかんないや。言ってくれる?」ニコッ
まただ
「いいよ。いってあげる。」
「私、あんたみたいな営業スマイル振り撒いてる、ただの女たらしのナルシスト、大っっっっっっっっっっっっっっ嫌いなんだよね。特に、いっつも営業スマイルばっかりで、本当の顔、見せてくれないような。つまり、あんたそのまんまの人」
「用件はそれだけ?じゃあ、失礼しまーす」
ふぅ、言い終えた。あいつの嫌いなところ全部
及「あ!まって!名前教えて!」
「あー、花谷音歌でーす。それじゃーねー」
なんで偽名言ったかって?
調べられて、また絡まれたら面倒だからね
音歌ってありそうな名前でしょ?
私すごくない!?即行考えたんだよ!?誰か褒めて!!←