第1章 最初の出会い
桜舞い散る青葉城西高校入学式
みんなは体育館で入学式の真っ最中
私はどこにいるかって?
屋上←
いやー!今日もいい天気だ!
絶好のお昼寝日和!←
今は誰もこないし!だって入学式だし!
体育館行けって?嫌だね!
だって、人多いし、長いし、眠くなっちゃうじゃん!←
どうせ誰もこない!寝てしまおう!
ガチャッ
?「花谷さーん!ここにいるー?」
と思っていた時期もありました←
誰だよ!私の絶好の居眠り時間を奪ったのは!←
ああ、でもまずい!ここにいるのばれたら即行目つけられる!
まあいいんだけど←
?「あ、いたいた」
え?
?「君、花谷さんだよね?入学式始まってるよ?一緒に行こう?」ニコッ
あぁ、世に言うイケメンってやつ?
でも私は、この人が一発で嫌いになった
え?なぜかって?
それは
「・・・私、あんたみたいな人、嫌いなんだよね。」ボソッ
?「え?」
「そもそも名前すら知らないあんたに、どうして命令されなきゃいけないの?」
ま、名前知っても体育館には行かないけどねw←
及「あ、そうだよね!俺は及川徹!生徒会会長やってるんだ!」ニコッ
「ふーん。で?会長さんが、ここにいていいの?挨拶的なもの、あるんじゃないの?」
及「あー、そうだね。でも、君と一緒に体育館に戻るって言っちゃったしなぁ~」
いや、誰にだよ
及「それに、君だって入学式早々上級生に目つけられちゃうよ?俺は君みたいな可愛い子がイジメられるの、嫌だな」ニコッ
可愛いだって。フードしてるのにわかるんだ。こわっ!てかキモッ!←
「それはあんたの勝手な我が儘でしょ?それに、目つけられるのは慣れてるんで大丈夫ですぅ~それでは失礼しますねぇ~?」
及「え!?ちょ、ちょっとまって!」
なんか言ってるけど、いいや。気にしない!←