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恋のはなし。

第3章 私たちの秘密





『・・・・・・・・・・・・』






私は、桐山さんに抱き着かれていた。






『き、桐山さん!?』




桐「・・・加奈子さん。
  僕と結婚してください!!!」




『・・・・・・・・・・・・・』










え、ええ・・・
えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
プ、プロポーズ!?


早くね!?
桐山さんぶっ飛びすぎじゃね!?
結婚を前提にお付き合い。が最初じゃないの!?

結婚って!結婚って!!!!
私、16でっせ!?
高校2年生でっせ!?


と、とりあえず、落ち着かせないと・・・




『き、桐山さん・・・
 ちょっと、離してください・・・』


桐「・・・離したら、結婚してくれるかい?」


『・・・・・・・・・・・・・・・』





うおーーーーー!!!
桐山さんヤバいやつ!!!!
え、何がどうなって結婚になるの!?

どうしよおおおおおお
むりだよおおおおおおおお




加奈子!!ここはハッキリ・・・
ハッキリ言うんだ!!!















『桐山さんっ

 こんなことされても、困ります!!!』














言ってやった・・・
言ってやったぞ・・・

桐山さん・・・ごめん!!
とりあえず離して!!!










桐「・・・こ、困る・・・?」

『え・・・?(笑)』

桐「・・・この僕が・・・?」



あ・・・なんか嫌な予感・・・



桐「この僕が結婚してやるって言ってるのにっ・・・
  困るだってぇ!?」




ひいいいいいいいい!!!!
ムリムリムリムリ!!!!
キレちゃったよおおおお!!!!

誰かああああああ
助けてええええええええ




私は、桐山さんの変貌ぶりに恐怖を感じ、
何も出来ないでいた。


やば・・・怖い・・・泣きそう・・・





桐山さんを見ることしかできない瞳に涙が溜まっていく。



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