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恋のはなし。

第3章 私たちの秘密






女の子を見ると、顔は見えなかったが、
肩が震えていた。





『大丈夫・・・?』


その声に、ピクッと反応し、震えが収まった。






「・・・あ・・・、すみません。
 助かりました・・・も、もう大丈夫です・・・」

そう言って、振り向いたその子は



おお!可愛い!!
目がくりくりで愛らしい。






「えへへ・・・本当大丈夫なので ・・・えっ」






ん?

え? ・・・えってなに?
あれ?会ったことあったっけ?



ってか、くりくりな おめめが、
より一層くりくりに・・・



・・・ん?なんかもう
くりくりを通り過ぎて、真ん丸じゃね!?


こういう目って、あれだよな・・・


驚いたときにする目だよな・・・








『あの・・・どうかしましたか・・・?



 ・・・あっ』











思い出した。



綺麗に化粧して、上等なドレスを着ていて

見た目はかなり変わっているが・・・


この目・・・



見たことある・・・











「・・・・・・・・・・」




相変わらず、硬直したまま動かない女。











『・・・・・・お前っ・・・』











は?なんで?

こいつなんでここにいるんだ!?

ここには、その辺の高校生が入ってこれる場所じゃねえ。


ってか、このドレスも・・・








は?こいつ何者!?








二人して、目を見開いて固まっていると、




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