• テキストサイズ

幸せというカタチ

第1章 夢?いや、現実?



────────

「んだこれぇぇぇぇぇえ!!!」

…誰かの叫び声で私は目を覚ます。
誰かの叫び声って、誰の…?

目を開けると、
見慣れない天井が目に映る。

「ふぁぁ…」

体を起こすと、
パジャマを着た銀髪の男の人が驚いた様子で私のことを見ていた。

………あ、これは夢だ。

私はなかったことにして布団に潜る。
そして、目をつぶる。

覚めろ覚めろ…夢よ、覚めて~!!


目が覚めた、そう信じて起き上がる…が、
やっぱりいる銀髪の人。

「…あ、あのぉ……えっと、俺…昨日お持ち帰りしちゃった?わけねぇよな、うん。そーゆーお店行く金ねぇし?まさか、ストーカー?辞めてくれよ、うんうん」

こうなったら、直接確認するしかない!

「……あの…これは、夢ですか」

「いや、現実ですぅ。つーか、ふ、服着なさい。いつまでもそんな姿でいたら風邪ひきますよー」

…ぱっと自分の姿を確認すると、 服を着ていなかった。

「きゃぁぁ」

私は、急いで布団で体を隠す。
/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp