第1章 夢?いや、現実?
「もーいいかー?」
「あ、はい!」
私が着替えてる間、後ろを向いていてくれたみたいです。
あ、着替えるって言っても上着るだけですが、、
「ったく、銀さんの服着るなんて…ッ//」
いきなり顔を赤らめ目をそらしている。
どうしたんだろう??
「どうかしました?」
「いや、ううん!なんでもないしィ?……え、ノーブラ?ノーパン?」
「デリカシーないですね」
服がないのだから、下着ないのも当たり前でしょ。
「いや、冗談じゃん。ノリじゃん」
「そんなこと言い合う仲じゃないですよね?」
「場の雰囲気をよくしようかと」
…まぁ、悪い人ではないと思う。多分。
「まぁ、その格好は男の前でする格好じゃありません。ので、これを羽織ってろォ」
「は、はあ」
私は言われるままに先ほど渡された着物をまた渡されたので、それに腕を通す。