• テキストサイズ

幸せというカタチ

第1章 夢?いや、現実?



この地獄のような生活は、
中学2年生の冬から始まった。

母が、私と父を置いて…出ていった。
理由は外に男ができたから。

その日以来、父はおかしくなった。
仕事は行くもののお酒の摂取量が多く、
さらには暴力を振るってくるようになった。

家に居たくなかった私は高校に入ってすぐバイトを始めた。
けれど、帰れば無理矢理ヤらされた。
それは、高校生になって毎日のことだった。

帰ってすぐ玄関で押し倒されたり、
お風呂に入ってるといきなり入ってきたり、
朝起きてすぐヤられることもあった、
抵抗したところで父の力に適うわけがなかった。

いきなりの事なので、ゴムはなし。
中に出されるのはもうしょっちゅうで…

無理矢理されているのに、
嫌なはずなのに、

感じてる自分に嫌気がさした。

朝から父の相手をして、
学校に行き、
バイトにいって帰って、
父の相手、
寝る時間なんてほとんどない。

…あぁ、私は普通の家庭に生まれたかった。
/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp