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その後、それから

第1章 最終章 始まりの追憶


黒いモヤの中の影は、異形の魔物であった。それらは王都全域に突如現れ、人々を切り刻みながら殺して回っていた。
それらはゼレムの王都の中心部、王城アッセルムへと集まり出していた。

「兵士様!お助け下さい!この子の足が、、足が!」

「…」

ユラムにはもう何も聞こえなかった。何も見たくなかった。
彼は影が集まる方向へとゆっくり歩いていく。

王城前の広場には濃度の濃くなったモヤと影が無数に集まり、それらを召喚し使役する魔道士の姿があった。
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