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【黒執事】あの真っ赤な薔薇のように

第1章 いつもと変わらぬはずの日々



さあ、メイド達の本番はこれからだ。
奥様がお仕事に行かれている間に屋敷の掃除、洗濯、ディナーの順日の手伝いをしなければならない。

奥様はあまりメイドや執事を雇わないので召使、一人ひとりの仕事量が多いのだ。
人数が少いなか、私はリーダーをしている。いわゆる、メイド長のこと。

「今日もいつも通りしっかり働き、奥様がいつでもお休みにできるような状態にしてください。
グレルさんはこれから私と行動して仕事を覚えて下さいね。以上です。」

私が話終わるとそれぞれ散ってゆく。
あぁ、これからグレルさんに仕事を教えながら仕事をすると思うと少し疲れる。

「では、まず部屋の場所を案内しながらお掃除をしたいと思います。」

「は、はい!」

今朝、奥様が直接私にグレルさんを紹介したから、多分この人はそのうち奥様の身の回りの仕事をすることになるだろう。
と、言うことは奥様の身の回りのことを教えた方がいいかしら?

「グレルさんは他の屋敷で雇われていたことありますか?」

仕事を教えるために必要不可欠な質問だ。
これの答えによって教え方がかわってくる。

「い、いえ。初めてです。」

うーん。そうなると最初から教えなきゃいけないのか…

「そうですか。分かりました。あ、つきました。ここが奥様のお部屋です。」

扉をあけ中に入っていく。
奥様に似合う赤を中心としたお部屋だ。

「今日は私がやっているのを見て必要だと思ったことをメモしてください。分からないことがあれば質問していただいてもかまいません。」

そういとすぐに仕事にとりかかる。
シーツを変えいつでも寝れる状態に。
ドレッサーの上のお化粧品を綺麗に並べたり。無くなっている物があれば新しい物を補充する。

普通に見ていても分からないことが多いはずなので、ポイントを説明しながら進めてゆく。

そんなこんなで掃除が終わった。

「グレルさん、どうでしょう?できますか?」

「は、はい!アリスさんの説明があって、わかりやすかったです!」

「なら良かったです。この後はディナーの時のお手伝いをしてもらいます。それまで休憩です。」
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