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【おそ松さん】─百叶蝶々─
第6章 忘れていた大切な記憶
───ずっと、思っていた。
あと少し早く来ていたら
対抗できる力があれば
けれど、時間は戻らない
人間であるかぎり、君を助ける事などできないのだと
「だったら、人間じゃなくなってもいい。だから、だから」
──俺は、呪いを受け入れた。世界の違和感を現実にしたその時、俺は君を忘れる。そんな呪いを。
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