• テキストサイズ

花より……空より【銀魂】

第1章 高い空





かの人に拾われて、6年目……



村塾には、私と桂君を入れて5人……ちょっぴり寂しいけれど、仕方ないことでもある。


そんな時に、お父様とお出かけすることになりました。
なんでも、近くの村の近くに鬼の子がいるとのことで、出向くことになりました。


村塾は、今日から三日間お休みです。


「さァ、礼子……行きますよ」
『……はい』


鬼の子ねェ
なーんか、嫌な予感……お父様が、念のためということで、お互いに真剣を持った。


お父様は、長刀で、私は短刀……長刀は、さすがに持てませんが、二刀流ですよ、私。


お父様に、みっちりと……それはねちっこく鍛錬させられた。


「ここですね」
『お父様……あの子』
「その様ですね」


荒れ果てた大地に長刀を抱えて座り込む銀髪の少年……


「……だれだ⁉︎」
「初めまして、隣村にある村塾の吉田 松陽です」
『娘の礼子です』


殺気は、子供が出すようなものではない……しかし、私は、大人気ない大人に育てられた為に痛くも痒くも無い。


「一緒に来ませんか?」
「……ッおれは……バケモノだッッ」
『お父様……どこにバケモノがいるのですか?』
「さて、何処でしょうね」
「ぇ……おれのこと……」
「『あなたは、バケモノじゃありませんよ』」



そして、彼は拾われた……


/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp