第6章 【R18】オルファクトフィリア(十四松)
「うるさいよクズ(おそ松兄さん)」
トド松くんその態度は流石に露骨過ぎるのでは…。
「クズと書いておそ松兄さんと読むな!
雑用って一番疲れるじゃん!地味だし!俺やだかんねー!」
そう言っておそ松くんは仰向けになって死ぬ寸前の蝉みたいなただのコネ方をした。
それを見て既に私を含め、カラ松くんと十四松くんは若干引いていた。
いや、十四松くんはわからないけど…彼って一体いつも何を思ってるのか謎なんだよね…。
「十四松、おそ松兄さんの腹に足からダイブ」
一松くんはただをこねるおそ松兄さんを指して言う。
最速 踏みつけてしまえ と言う意味だった。
「ラジャー!」
十四松くんは元気よく立ち上がり、軽く助走をつけて勢いよく飛ぶ。
勢いが良すぎて天井が壊れた。
「やだやだやだやだや……ん…?」
異変に気付くおそ松くん。
逃げ場はチョロ松くんとトド松くんに閉鎖されて無し!
「えっちょっと待って、十四松!?ちょ、アーーッ」
松野家の屋敷に悲鳴が轟く。
おそ松くん 雑用に決定。
ついでに天井を直すという名の試練も与えられた様だ。