第4章 【R18】カンダウリズム(トド松)
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飲み会に出なかった代わりに、おそ松くん達は家でビールの缶を開けていた。
私は未成年なので、ジュースだ。
おそ松くんがチョロ松くんに声をかける。
「松造と松代は?」
「飲み会に少し顔出したらすぐ秋田に戻るって」
それを聞いたおそ松くんは少し驚いた顔をする。
「えーっ、可愛い息子とちょっと話していこうと思わないの!?」
これにはチョロ松くんではなく、一松くんが言葉を返す。
「まあ、仕方ないよね…
明日はどうしても外せない大事な仕事あるらしいし…」
相変わらずボソボソとした話し方だった。
「まあそうだけどさぁ…」
おそ松くんはどうも納得がいかないような顔を浮かべたがそこはなんとか我慢した様だ。
代わりに私にセクハラを仕掛けてきた。