第3章 【R18】クラストロフィリア(おそ松)
俺は必死に言い訳を考える。
「いや、なんて言うの?確かにシコってたよ?だけどほら、イってないし、ちょっと触ってただけだから!
シコ未遂だから!」
「シコ未遂ってなに!?
シコってた時点で未遂じゃないよね!?」
ごもっともだ。
だけど、不味い。
このことが他の奴等に知られたら…。
チョロ松の二の舞として
『おそシコスキー』とか
『シコ松2号』とか
『自家発電一郎』とか
そんなあだ名を付けられて一生弄られるに決まってる!
弄るのはいいけど弄られるのは嫌だ!
なんとか口止めをしないと。
そう思った時だった。
「ただいまー」
と、誰かの声が玄関から居間に届く。
声からしてチョロ松か…。
「っ…夢花こっち!」
「うわっ!?」
俺は咄嗟に夢花の手を引き、押し入れの中に隠れた。
この際フルチンなのは仕方ない!