第2章 【R18】エメトフィリア(一松)
やがて痛みは薄れ
私はいつしかそれを頭の片隅で“キモチイイ”と思うようになっていた。
「ぁっ、あぁ…いちまちゅくっ…」
あまりの気持ちよさに呂律が回らない。
私は一松くんの首に腕を回し、ぎゅっと抱き付いた。
「やべっ…夢花のナカちょー気持ちいい…もう出ちゃいそうっ…」
――……その言葉に私は焦った。
「で、出るって…な、中はだめっ…赤ちゃん出来ちゃうっ!」
一松くんの動きがさらに速くなる。
「無理無理っ…
もう出るっ、孕めよ
夢花」
その瞬間、ナカに熱いものが注がれた。
「ぁっ…ああぁっ――……!!」
それと同時に私も視界がチカチカして頭が真っ白になった。