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【おそ松さん】特殊性癖 【R18】

第2章 【R18】エメトフィリア(一松)





「……ねぇ、起きてる?
暇だから話したいんだけど」

暗くて姿は良く確認が出来ないがそれは一松くんの声だった。


私は慌てて布団から身を起こす。


「う、うん!私も丁度寝れなかったしいいよ

待って、いま電気つけるから」


そう言って私は金魚のモチーフが吊るされた電気の紐に手を伸ばした。


「あー…、もう遅いから間接照明でいいよ…」


「うん」


一松くんに言われるがまま、間接照明を付けるとオレンジ色の優しい光が部屋を包み込んだ。


一松くんは明かりで足場が見えた途端、私の布団に上がりこんでくる。


それに私は驚いた。



「なんで入ってくるの…」



「ヒヒッ…別に良いでしょ

なんか男と女が一つの布団の上にいるってエロいよね

…これからセックスするみたいでさ」




そう言って一松くんはニタリと笑う。


一松くんの言葉に私は焦る。


「セックスって…」


「あ、顔赤くなった」


「うっ…一松くんが変な冗談言うから!」




そう言って私は一松くんをキッと睨み付けた。



それに一松くんは逆効果だとでもいうようにさらに笑みを浮かべる。


すごく意地悪な笑顔だった。


そして彼は言う。


「冗談じゃなくてさ、ホントにしてみる?

セックス」



「え?

……――っ!?」




気が付くと、私は一松くんに押し倒されていた。





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