第2章 【R18】エメトフィリア(一松)
一松くんが私の上に馬乗りになる。
大の大人の男の人の重みがお腹に加わって少し苦しい。
「い、一松くん…?」
冗談だろう、と思った。
きっと私をからかって遊んでるだけだ。
そうに決まってる。
だけどそんな淡い期待もすぐに掻き消される。
「…んんっ!?」
唇への深いキス。
これだけで冗談じゃないと言うことがはっきり伝わってきた。
唇の隙間から強引に舌が割り込んでくる。
まるで舌に意識があるかのように一松くんは私の口内を蹂躙してきた。
「っ…ぅ…ん…」
頭がふわふわして、力が抜けていく。
感じたことのない感覚に少し怖いと思った。
すると一松くんの右手が私の胸へと伸び、着ていたパジャマのボタンを一気に引き裂いた。
「きゃっ…」
私は慌てて前を隠そうとしたがそれより先に一松くんの左手で両手とも纏め上げられ抵抗を余儀なくされた。
寝る前だった為ブラをつけていないのを後悔した。
「乳首起ってる…」
「ひぁっ…あぁっ、つねっちゃやだっ…」