第2章 【R18】エメトフィリア(一松)
「お前ってホント女子力高いよなー」
頬杖をつきながらおそ松くんが言った。
その言葉に私も賛同する。
「だよね、私もそう思う!
トド松くん可愛くてこんなに美味しいお茶を淹れられるなんて素敵だね」
目を輝かせて言うと、トド松くんは嬉しそうに笑みを溢した。
「ふふっ、ありがとう
夢花ちゃんも可愛いよ」
「えっ、ホントに?嬉しい!」
お世辞だとわかっていても、可愛いって言ってもらえるのは嬉しいな。
そう思って少し浮かれているとおそ松くんがトド松に
「俺にはなんか無いの?」
と聞いていた。
「は?無いに決まってるじゃん」
即答。
冷たい目をしてトド松くんはおそ松くんにそう言い放った。
それに対しておそ松くんは両手をクロスさせるように自分の肩を抱き、青ざめた顔をして見せる。
「こわっ!俺お前のそういうとこちょー怖い!
ドライモンスター!」