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【銀魂】銀色に焦がれて

第2章 紅白の日常。


<紅月side>


「おはよう、銀」

同じ布団の中で囁くこの言葉から私の1日は始まる。
それから2、3回言ってさらに頬をつついてみても起きる気配のない男を見ていると、つい私のいたづら心が疼く。
少しにやつく私は彼の唇を右手の親指と人差し指で優しくつまんでいると微かなうめき声が聞こえて、笑ってしまう。
あぁ、普段は憎まれ口を叩くしドsな奴だが可愛いところは昔からなんにも変わっちゃいないね。

「ねぇ、起きてってば」

そう言って上半身を起こし優しくキスを落とすと、
不意に後頭部を大きな男の手で抑えられ、朝には似つかわしくない口づけを交わした。
いや、無理やり交わさせられた。
唇を離してから男をじとっと睨むとにやりと、してやったりという表情で見つめられた。
こいつ、起きてやがった。謀ったなこの野郎。
何か言い返してやろうと思っていると不意に甘くてとろけてしまいそうなくらいの優しい眼差しで微笑まれる。

「おはよう、紅」

あぁ、そんな愛おしげな瞳で見つめられると、たまらない。
私はこいつのこの眼に弱い。むしろ大好きでたまらない。
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