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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第20章 凍える華
大丈夫。
暴走すんな。
ここに居るのは
いつもの俺で。
『…知ってるよ
二人共、凄く甘い…
甘過ぎだよ……』
いつもの姫凪だよな?
コトリ、と
置かれた白いカップに
濃い褐色が揺れる。
『どうぞ?』
「ん、いただきます」
コーヒー派で紅茶とか
興味なかったけど
「あ…美味い。」
姫凪の淹れた紅茶は
美味いと思った。
【姫凪が淹れた】からかな?
って続けようと思ったのに…
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