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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第20章 凍える華
「研磨…うん。喜ぶだろ
つーか、アイツは姫凪が
水汲んで来ても喜ぶよなァ」
姫凪の口から零れた
研磨の名前に
少し笑い
置いてあった
紅茶の本をペラペラ捲る
『そうだね―…
研磨は私に甘いから』
紅茶の匂いがフワリと香って来る
爽やかな匂いの湯気の向こう
小さく笑う姫凪
「俺は〜?甘くしてンですけど?」
なるべくいつも通り
出来るだけ…普通に話しかける
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