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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


「なんですかァ?
俺に彼女が出来たかもー!とか
心配してンですかァ?」
 
『別に…心配して…なんか…」

「してくれよ!冷てーなァ!」

『ごめん…』
 
こんなにも

「別にー?んじゃあ、またな!」

『バイバイ。またね』

ギクシャクするなんて
いつ以来だろうな。

三年も間近に迫り
寒さは和らいでいくのに

俺の心は
寒いままだった。
 
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