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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


ヘタレ?
分かってるけど 

怖くてさ…悔しくてさ。

姫凪の口から
木兎の名前が赤葦の名前が
聞こえるのが
嫌だった。

別に何にもないって
分かんのに
いつか来るかも知れない
"もしかしたら"が怖くて辛くて

姫凪と距離を置いたんだ

『そっか。最近忙しいね、クロ
…もしかして…』

当たり前だった
姫凪との会話

いつもなら
冗談の一つ二つ言うのも簡単だったのに。
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