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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第20章 凍える華


姫凪と合流して
学校に向かう

きっといつも通りなはずの会話は
俺の耳に入って来なくて

『クロ?聞いてるの?
今度美味しい紅茶をね?』

日常に非日常が
紛れ込むのが
嫌で、嫌で、たまらなくて

「悪ぃ。先行くわ。
用事思い出した。」

その場から逃げた。

木兎?赤葦?なんでだよ?

なんでそっち行くンだよ?

イライラする。

自分勝手なのは俺なのに

姫凪が自分勝手に見えた。
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