第9章 恋に変わるまで…*
黄瀬side
桜っちを送った後学校に戻ったらもう練習も終わっていた。
笠松先輩に桜っちを送っていきこないだの事も謝ってちゃんと仲直りした事を報告して俺も家に帰る。家に着きご飯食べて〜お風呂に入りお決まりのミネラルウォーターを飲んでいた。
すると俺が設定してるメールの着信音がなる。
誰かな〜?
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送信者:桜っち
件名:ありがとう!
本文:
今日は色々ごめんね。
もう落ち着いてるから…なんだか
心配かけちゃったかな?
さっき黄瀬君が言ってくれた事
嬉しかったです。ありがとう!
じゃあまた明日。
おやすみなさい(^ ^)
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良かった。落ちついたみたいっスね…
それから返信を返し、ベットに入った。
桜っち…ちゃんと寝てるんスかね?
あんな綺麗な肌に叩かれた後が残っていて凄く辛かった。自分が殴られたわけじゃないのに、俺の心が痛いって言ってるみたいだ…いつも強くてカッコイイのにあんなに苦しそうに弱くなってる桜っちを…
抱きしめたい…
この気持ちが恋だと確信した。きっと桜っちを知った時から俺の心は決まっていたんだ。ただ恋がどういったものなのか自分でもよくわからなかったから気づかなっただけかもしれない…
「桜っち…好きっスよ…」
無意識に声に出して
俺は、そのまま深い眠りについた。