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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第4章 本当の姿*




バスケ部に勧誘されてから数日がたつ、あの後中間前の小テストなどもあってバタバタしてたから見に行く暇もなかった。

見に行くだけ。見に行くだけ。

ちなみにテストの結果は良い方。英語なんてクラス一位だった。数学は…まぁこのままなら中間テストも問題ないっしょ!


「桜〜今日こそは部活見に行ってあげなよ〜」

「わかってる…」

あれから何回も見に来てって言われ続けてた


ーーー

「神白さん〜!いつ見に来てくれるんスか?」

「もう先輩達には話通してあるんスよ〜」

「来週こそは絶対ッスよ!!」

ーーー



思い出しただけでも相当の回数だ。
あの人は忠犬ハチ公ですか?フフ。おもしろい。


「桜?なんか顔がニヤけてるけど大丈夫?とにかく今日こそは行きなよ!」

「ニヤケてなんてないよ!わかってる!」

いやいや、ニヤケなんてない!私あの人苦手なんだから…あんまりもお願いしてくるから、ちょっと断りずらかっただけ。


「はぁ…」

なんだかんだで来てしまった…
放課後なかなか体育館の中には、入れずに周りをうろちょろしていた。他の人から見れば結構怪しい人だろう。



「やっと見つけた。この地球ができた時から君に逢うのは運命だったんだ。今日は君のために練習を頑張ろう!」

いつの間にか私の前に立ってる男の人。

えっ???こちら様は、一体誰ですか?


「いや…あの私はバスケ部に用事がありまして。」

「それなら丁度良い。まさしく運命だ俺もバスケだよ。ちなみに三年。森山由孝」


え”ぇぇぇぇ!この人もバスケなの!?なんか特殊な人だなぁ…なんだかよくわからないまま、森山先輩に引っ張られて体育館に入る。






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