die Phasen des Mondes【ディアラヴァ】
第1章 episode.1
その夜は、私の身体を気遣ってか眼鏡の男性…自己紹介で名前はレイジさんだと分かった。
レイジさんが食事を部屋まで持ってきてくれて、ユイといただいた。
なんだかよく分からない状況に置かれていたからか、味がよく分からなかったけれど、温かい食事は少しだけ心を癒してくれた。
そして、この家では皆さん昼夜逆転の生活をしている事、ユイは夜間学校の手続きが済ませてあるとの事で、翌日から編入すると告げられた。
ユイは学校がある…。
私は、どうしたらいいんだろう。