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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第1章 阿吽と私




松川「聖、飯食おうぜ」


お昼休み、松川が私の席まで来た。
私は廊下側の席の一番後ろ。
前の席の子は食堂で食べるとかなんとか言っていたので、松川はその席に座り向かい合って食べることにった。


『三年授業って移動多いよね』

松川「大体が選択だからな」


私はお弁当を出し、箱を開く。
松川が珍しそうに見ていたので、私は唐揚げを箸で摘んで松川に向けて差し出した。


松川「えっ、くれんの?」

『食べたかったから見てたのかと思ってた』

松川「あったり〜いただきまーす」


私の手首を掴んでそのままパクリと食べる松川。
うんうん、美味しそうに食べてくれる。
モグモグしてる松川に私はなんか嬉しくなる。

ニヤニヤしていれば指摘された。


松川「…んで、いっつも自分で作ってんの?」

『うん』

松川「ふぅーん…ってそういや昼は及川たちこねえのか」

『んー…1年の時は一緒だったけど2年は私友達と食ってた』


まぁその友達とはクラス離れたけど…と付け足せば松川はへぇ〜と返してきた。
どうでも良さそうにしやがって


『松川は…コンビニ?』

松川「ん?まぁな」

『お弁当は?』

松川「親が作るの面倒だからって」

『おにぎりさっき食べてたよね』

松川「あれは間食?」


首をかしげながらパンの袋を開け、カブリと食べ始める松川に、私はおかずを少しおそそわけをした。


?「聖」

『ん…?っておぉ〜どしたの?』


友人がやってきた。
杏子という。
私が一人じゃないか見に来たのか。
優しい奴だ。


杏子は少しあたりを見渡してからコソッと耳打ちをしてきた。



杏子「及川徹、本日二度目の告白を受けてましたっ」

松川「『!?!?』」


なんてやつだ…
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