• テキストサイズ

【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第4章 合宿





『国見ラスト』

国見「…っ」



レシーブ練習。
苦手な事は克服してもらわないと困るのだ。
とは言っても時間があるわけじゃない、部活終了後の15分。

溝口さんが人数とやる人を決め、ただひたすら返すのみ。
今日は(三日連続)国見。
あとは花巻だ。




花巻「国見お疲れ、ほら飲みもん」

国見「ありがとうございます」




少し時間が伸びたが仕方ない。
時計を見れば20時半。

私はタオルを持って二人の近くに寄る



『お疲れ様、タオルで汗拭いて早めに着替えて上がってね』

国見「ハイ」

花巻「聖」

『ん?』



タオルを渡せば花巻が私の手首を掴む。
滅多にない行動を起こされてどう反応していいかわからずにいれば、花巻は真顔のまま私のことを見ていた。

…こいつやる気のない目のくせして身長高いしスタイルもいい。
あと髪の毛ツヤツヤ国見には負けるけどな



『なに…?』

花巻「俺、今日めっちゃ頑張ったからシュークリーム奢って」

『え…やなんだけど』

国見「あ、オレあがります」

花巻「待て国見」




面倒なのに絡まれた。
確かにそんな顔をしている国見。
私は嫌な予感しかしないと思いつつも手首をつかまれている以上逃げられない。

むしろ骨が悲鳴を上げているから離して欲しい。




花巻「最近塩キャラメル味のシュークリームが出たんだよ…わかるか、意味」

国見「…聖さん、ゴチになります」


『いや意味わからないからな!?』













花巻「あー部活終わりのシュークリームは最高だよ」

国見「聖さん、塩キャラメル買ってください、俺頑張ったんで」

『いやさっきお前シュークリームも食ってたやん』




私の財布の中身が消える。
/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp