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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第3章 王様と私





及川「いくら攻撃力が高くてもさ…その攻撃まで繋げなきゃ意味ないんだよ?」


確かに聞こえた声、そして烏野の一番タッパのあるメガネくんを指を指した。

ご愁傷さま、としか言えない。

徹はセッター。
武器はトス、レシーブ、スパイク、そしてサーブ。


飛雄にはセッターとしては負けるといつも言っているが、彼にはこれがある。



完璧なコントロール、凄まじい威力。




『徹ナイッサー!!!!!!』




レシーブ苦手だからこそ取れないって言うのもあると思うけど、これはそう簡単に取れはしない。

二度目のサーブ。

これも決まる。


点差は1点。
あと1点で追いつく。




『…すごい頭の回転、早いな改善策』

溝口「レシーブの上手い主将が真ん中か」



徹の打ったボールは少し威力を落とし、それでもコントロールは確実にメガネくんのところへ飛んだ。

バチッと音がして、かえされる。
チャンスボール。

でかい声がして、それからあげられるボールにいち早く反応するのは



『…あの、ちっさいの…凄いな…!』



たしか聞いたことがあった。
昔烏野には小さな巨人がいたということ。

金田一が打ったボールをワンタッチ、そして瞬間移動。



『…ボールしか追いつかない…よな』



飛雄の速攻。
もともとは誰も拾えなかったもの。


だけどそれは今、




『負けましたね』

入畑「あぁ…あの二人が揃うのは厄介だな」

溝口「そうですね」





最強の見方がついてしまった。
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