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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第2章 彼らと私







女「キャーーーー!及川さーーん!!」

及川「今日も来てくれてありがと〜!」


朝練。
黄色い声が耳に痛い頃。
私はその女の子たちに邪魔されてます、助けて下さい。
朝から来る女の子たちの精神が気になる。

やっぱりイケメンの近くにいればよくあることなのだろう。
ドリンクを作っている時背中を押すのはやめてくれ。
松川のが地面に撒き散らかされた。
新しく作り直したけども。


『徹』

及川「ん?なぁに?」

『そろそろ真面目にやらないとハジメちゃんに言うからね』

及川「すみませんでした」



なんて忠告をしていれば、観客席の方でなにやら悪口が聞こえる。
丸聞こえな訳では無いがわかりやす過ぎて反応に困る。

1年が私の仕事をやっていてくれるので、私は今日の放課後使うビブスを回収しに行った。


校庭にはサッカー部が練習していて、その中に杏子の姿があった。
その姿を見ていれば、トントンと肩を叩かれ振り返ると



?「どーん」

『うわっ!?』



ニュっと手を上にあげた超身長に私は驚く。
松川は私の顔を見るなりニヤニヤ笑った。



『…なに』

松川「いや、マネージャーは大変そうだなあと主に女の子から?」

『慣れってもんがあるでしょ?』

松川「慣れていいもんなの?」



男子が干した高い部分を松川に取ってもらって、臭いを確認。
洗剤の匂いが鼻をつき、満足げに松川にも匂いを嗅がせた。



松川「いい匂いじゃん」

『でしょ!』

松川「おまえんちの?」

『なわけないでしょうが』
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