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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第1章 阿吽と私




『何怒ってんのよ』

及川「怒ってないよ!聖ちゃんって危機感なさすぎって言ったの!」

岩泉「叫ぶな喧嘩すんな近所迷惑だ」


あの後すぐにあの男の子は帰らせた。徹はイライラしてて、私もそれを見てイライラしていた。
ハジメちゃんは私たちを見てため息をつくくらいで、対して気になってはないみたいだ。


岩泉「そんじゃ、また明日な」

及川「えっ!ちょっと岩ちゃ…!!」

『そんなふたりが嫌か!!!』


ハジメちゃんの家に先につき、ハジメちゃんが家に入っていってしまった途端に私たちの間は静まった。

とは言ってもすぐに徹の家に着く。
ふたりは歩いて三分もしない距離の家の近さだ。
私は徹の家に少し近いくらい。
いつもは徹に送って貰っている。


『…』

及川「ね、ねえ」

『なに』

及川「なんで聖が怒ってんの」


あ、焦ってる…
徹はよく、焦ると呼び捨てしてくる癖がある。
いつもは気づかないが今日は丸わかりだ。

黙っていれば徹の家に着く。
私は見向きもせずに歩いていればパシッと手を掴まれた。


及川「聞いてんの?」

『この束縛男!だから彼女できないんだよバーカ!』

及川「なっ…!!言っておきますけど聖よりは完璧に経験はあるから!ばかにすんなよ!」


多分私が男と付き合うとでも思ったのだろうか。
あるんだよ、こんな感じの時々。
ハジメちゃんは面倒で関わりたくないのかすぐ帰ってしまう。

ムッとしてる顔を見て、私は徹の手を振りほどいてから舌を出した。



『徹に心配されるほど私は軽い女じゃありませーん』

及川「あぁそうかよ!」

『おやすみなさいね!!』

及川「送るに決まってんだろ馬鹿ッッッッッ!!!」



…優男野郎かよ
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