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【ハイキュー】青城のマネージャーになりまして

第1章 阿吽と私




及川「聖ちゃんって鈍感だからいっつも変な男に騙されるんだよ」

『なんだと、バカにしやがって!私は徹とは違って清楚で純粋だからそんなヤリ〇ンじゃないんですう』

及川「俺童貞だかんね!?ヤリ〇ンじゃないから!!」

『うっせこの童貞』


矛盾ッッッッッと怒る徹に私は大きなため息をついた。
隣で小さくなる徹を横目で見てから上を見る。
今日は満月だ。


『…付き合ったりしないし…部活あるし…それに、す、好きな人もいるし…』

及川「…れは…?」

『は?』

及川「俺…俺は!?」

『な、なにが?』


急に私の前に立ち私の肩を掴む。

痛い痛い、力すごいなゴリラかよ。

そんなことを思いながら、徹に落ち着け。と言い離してもらった。
我に返る彼に私は安心して、家の前についたのを確認してから徹の方を向く。
家の明かりで少し顔が赤いのがわかった。


及川「な、なぁんてね!」

『…??』


パッと手を後ろに隠した徹に、何がしたいのかよくわからない顔していれば、急に大声を上げた。


及川「…つーか、早く岩ちゃんに言わないと、及川さんが岩ちゃん奪っちゃうからな!!!」

『!?!?ちょっ!!声デカイからッッッッッ!!!黙れバカ!!』


私は大慌てで徹の口を手で覆った。
この近さだと声聞かれる場合だってあるんだからな!?!?

徹はケタケタ笑いながら、顔の熱くなった私に向かって口パクで何かを伝えてきた。


『?』

手の平で徹の息と動きを確かめる。
二文字…?
三文字か…???
悩んでいれば、ガバッと徹の手が上がり、私の手を口から離してから笑顔で抱きついてきた。



及川「離せって言ったんだよ〜ばぁーーーか!」

『は…はぁ!?!?考えちゃったじゃんか!!』

及川「そういう馬鹿なとこ岩ちゃんにそ〜っくり!」

『嬉しくない!!』

?「もう寝る時間だから静かにしておくれ」

そんな大声で話していれば、中からおばあちゃんが出てきて怒られた
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