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Abiding Love

第6章 Ⅵ



の匂いにつられて行った場所には狼が居た。

「アホくさ」

狼を枕に寝ていれば、馬鹿みたいに愛しそうにオレの名前を呼ぶ声が聴こえる。
そんなヤツ1人しか、知らない。

その震えている声に手を伸ばしたくなる。



────一度・・・たった一度でも愛してしまえば、愛されてしまえば...。






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