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Abiding Love

第4章 IV



夢見が良かったせいか、とても気分がいい。

教室のドアを開ければソファーにシンくんが居た

「シンくんおはよう!」

声を掛けながら隣に座る

『おはよう・・近いんだケド?』

「昔は背中に乗せてくれたくせに。」

『・・そうだね。』
シンくんは少し遅く返事をした。

背中に乗せて貰った話しない方が良かったのかな?
私は慌てて話題を変えた。

「あの時いた狼達は使い魔?」

『そうだけど。』

「私、使い魔呼べないの。だからシンくんが羨ましい。」
「兄妹で使い魔呼べないの私だけ・・・ダメなヴァンパイアだよね!」

『さぁね【ダメなヴァンパイア】ではないんじゃない?』
悲しそうに笑ったシンくん。

「そ、そうかなー?」

『兄さんにでも聞いてみれば?』

気の所為かな?もう、いつものシンくんだ。

「カルラさんなら知らない事なさそうだもんね!」

『私が、何だ?』

「カルラさん!!」
立ち上がって挨拶をする。
「おはようございます。」

『うむ。』

『ちょっと!何なの?その態度の違い!!』

「えー?」
シンくんに腕を引かれソファーに戻る

そんなシンくんがおかしくて笑ってしまう。

『ますますアタマにくるんだけど。』

「ふふ・・ごめん。」

カルラさんは呆れたように見下ろしている

『貴様達は変わらんな・・・。』
『ん?おい。立て。』

「はい?」
カルラさんの纏う空気が変わった気がして、急いで立ち上がる。

あろう事かカルラさんはいきなり私の胸元を露わにした

『ちょっと!兄さん!!』

あまりにも衝撃的でシンくんの制止も、私の反応も、追い付かなかった。

『・・・ヴァンパイア風情が。』

「カルラさん?」

『逆巻家へ行く。』

『何でそうなるワケ?』

『黙れシン。』

『ハイハイ。』

『いいな?』

とてもじゃないが断れない。

「・・・・はい。」

カルラさん怒ってる。
家に遊びに来るって事じゃないもんね...。

どうしたのだろう?


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