【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第30章 俺、松野ちゃんとのやりとり
「あー。なんもねぇ」
夏休み初日の大掃除が終わり数日後、特にやることのない午後。俺は部屋で寝そうになっていたところを、
「ねぇ、おそ松兄さん」
とチョロ松が声をかけてきた。
「ん?」
と聞き返すと、
「あのさ、松野さんと俺たちで花火大会行くんだよね? ならさ、待ち合わせとか決めた?」
と質問された。
「あっ! うっかりしてたわ、俺」
と言い立ち上がり、
「ちょっ、すぐに電話してくんわー!」
と俺はその場を後にした。