• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~

第29章 松野、反省と約束 ~another story~


「それじゃ、僕もう行くね」

とチョロ松が昇降口から出て行こうとしたところで、

「待て待て」

と俺は言い寄り、チョロ松の肩を持った。

「そのまま帰るわけじゃないだろ、チョロ松くん」

(そもそも掃除をやっていた最中に花火大会の話に脱線したんだ。ここは手伝ってもらわねば……)

 俺は諦めていなかった。

「はぁ! だから俺はこの後にゃーちゃんのCDをフラゲしに行くから無理なの!」

とチョロ松は俺の手を振りほどいてからその言葉を残し、駆け足で昇降口を後にしていった。松野ちゃんからは、

「もう仕方ないよ……2人で頑張ろ」

と励ましの言葉をもらった。俺は仕方なく、

「はぁ……そうだな」

と渋々、2人でまた掃除を始めたのであった。
/ 95ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp