【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第29章 松野、反省と約束 ~another story~
「あっ、どうも……チョロ松くん……」
「どっ……どうも……」
まずは今日初対面だった2人はお互いに挨拶をしていた。
「それで松野ちゃんはどう思う? 六つ子のみんなと行くこと」
(あっ、てか話すっ飛ばして聞いちゃったけど……)
「私? 私は……別に大丈夫だけど。実は六つ子としてちゃんと見たことなかったし気にはなってたから……」
(あっ、通じてる。良かった)
「よし、じゃあチョロ松。カラ松や十四松とかにもちゃんと言っとけよ」
俺は面倒なことは嫌いだ。ここは話が通るチョロ松に任せた。
「はぁ!? なんで僕が」
チョロ松はそう聞いたが、
「だってお前が俺ら誘ったんだろ」
考えてみれば花火大会の話を振ったのはチョロ松からである。
「うっ……分かったよ……それじゃ松野さん。当日よろしくね」
「うん。こちらこそ」
こうして私と六つ子の7人で花火大会へ行くこととなった。
(てかさ……これで良かったのかな……チョロ松……松野ちゃんのことめっちゃ意識してんじゃん)
そんなことを考えながら2人を見ていた。