第26章 松野たちは改めてコンビニへ ~another story~

　俺は何も分からぬまま、松野ちゃんと2人でコンビニへきた。

「はい、着いた。じゃあ好きなの選んで」

　松野ちゃんにそう言われる。

「えー、何にしよー……おごってもらえるとかラッキーじゃん」

と俺はウキウキした。

（あれもいいしこれもいいしなー……あっ、このアイスって2人で分けられるやつじゃん。そうだ！　これ2人で分けよう）

「じゃあこれにしよー」

と俺はアイスを手にした。

「うん。分かった」

と松野ちゃんはアイスを受け取り、レジでそれのみ支払いを済ませた。