【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第25章 松野たちの補習後 ~another story~
「あーあ、てかやる気ないって言ってた時点で予想はついてたけど」
松野ちゃんは俺に対して、また意表を突く言葉を投げかける。俺は、
「るっせーなー……てかもう無理だっつーの。他の教科も赤点あるしー……」
と言いながら、顎を机に付けてふてくされていた。
「他、何があるの?」
松野ちゃんは気になったのかそう聞いてきた。俺は正直に、
「えっ、何って……まず科学だろ。で後は、国語に英語…日本史に現代社会……」
と指で数えながら、それぞれの教科を言い出した。
「あっ、でも数学はなんとか頑張ったんだぜ」
と最後はドヤ顔で。それを聞いて松野ちゃんは、
「数学は頑張ってたもんね……てか分かった。景気付けにコンビニ行くよ」
と言う。突然のことに驚き思わず、
「えっ、いいの?」
と言う。
「まあね……ほら、私の気が変わらないうちに行くよ!」
と松野ちゃんは言い先に教室を出る。
「あっ、待ってよ!」
と俺は後を追った。後を追う際、考えることがあった。
(なんでだろー……松野ちゃんから誘ってくれるなんてなんか意外)