【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第8章 松野ちゃん?
「何困ってんの?」
俺は松野ちゃんに声をかけた。
「別にいいでしょ。一緒の班になれそうな人がいないんだから……」
ふてくされてそっぽを向く松野ちゃんに、
「じゃあ俺らと組まない?」
と一緒の班になろうと誘った。
「えっ……」
松野ちゃんは声を漏らす。そして戸惑いの表情をみせているように見えた。なので、
「あっ、もしかして俺と2人だけかと思った? けど違うんだなー……後1人、男子だけど組もうって決めてる子いるから。でも男子2人と松野ちゃんって……なんかハーレムみたいじゃね」
と冗談で煽ってみた。それを聞いてか、松野ちゃんは黙ってしまっていた。