【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第8章 松野ちゃん?
「えっ、俺なんかでいいの! なら作ろうぜ!」
誘いなら断る理由がない。あっさりと同じ班になった。
「よかった……おそ松くんのことは少し十四松くんから聞いててさ」
(あいつ……)
「でもバカって言ってたかな」
男の子くんはさらっと十四松が言っていたことを言う。俺は、
「はぁ!? あいつにだけは言われたくねーし……」
と怒鳴る。が、
「まあ落ち着けって。そういえばもう1人の松野さんって……」
男の子くんがそう言うと俺は松野ちゃんの方へ目を向けた。見た限りだと席を立っていないせいか、困っているように伺えた。思わず、
「俺、ちょっと行ってくる」
と言って俺は席を離れた。