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【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~

第8章 松野ちゃん?


 松野ちゃんに一緒の班になろうという誘いをしている最中、松野ちゃんは別の方向を向き、

「ねぇ、おそ松くん。あの子1人かな?」

と相談された。俺は考え、

「あー……確かにそんな気がする。よし、じゃああの子誘って4人で組めばいいんじゃね? 俺ちょっと行ってくるわ」

と言い、すぐに女の子のところへ行った。

「ねーねー……もしかして君1人?」

「……」

 女の子に話しかけたが返事が返ってこない。

「あのさ、いきなりなんだけど、もし組む人誰もいないなら一緒の班にならない? ほら、あの……俺の他にはあっちにいる男の子と後学級委員の松野ちゃんがいるんだけど……」

と指を指して説明。すると女の子はあっさりうなずいた。

「えっ、いいの!? こんな急に決めるなんて……ありがとう!」

と俺はお礼をすると、

「オーケーだって!」

と両手で大きく丸を作り、向こうの方にいる松野ちゃんたちに合図を送った。女の子は立ち上がり、俺と共に松野ちゃんがいる方へ向かった。そして着くと俺は、先ほど組んだ男の子くんを手招きして呼び寄せた。こうして俺たち4人で校外研修の班は組まれることとなった。
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