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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第31章 EP黛2-2 告白現場に遭遇?【黛Side】


黛Side

いつも通り屋上へ向かった俺は、ドアの前で声がするのに気が付いた。
(この声は最近マネージャーになったアイツか?)

普段から人が来ることがないだけに珍しい。
そう思った。
様子からして相手がいるようだがこちらからは判別がつかない。
そしたらアイツの口から
「僕のこと好きなの?」
なんて言葉が聞こえて、告白現場に出くわしてしまったのかと思った。
まぁ、ラノベっぽい展開で少しドキドキしたけどな。
っと同時になんとなくどす黒いもやもやした気持ちにもなった。

「悪いけど。僕他に好きな人(キャラ)居るから」
その言葉に俺は何故か酷く傷ついた。
まだ知り合って1日、2日。
しかも好みのタイプとは全然違う。

そんな葛藤をしていたが、手前の声が赤司だと気付いた。
告白したかと思えば、振る。
アイツのやりたいことがよくわからなかったが、
気付けば俺は屋上へのドアを開けていた。

「そろそろ入っていいか?」
咄嗟にそう言いながら入った先で見た光景は、
赤司に首を絞められつつも、苦しそうに俺の名を呼ぶ
アイツの姿だった。
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