第33章 EP黛5 行方不明の親友はラノベ作家です。
なんだか気まずくなってしまったその空気に耐えかねたのか、
まだ顔が赤いまままゆまゆは保健室を出て行ってしまった。
っていうか、僕流石に無断欠席だよね・・・・・・。
急いで教室に戻ると、保健室の先生が説明してくれていたらしく欠席扱いにはならなかった。
ただ、”征十郎が僕の首を絞めた。”という話はされてなかったところを見ると、そこの話はしていないか、征十郎が上手くごまかしたんだろうな。
授業が終わり、僕は何食わぬ顔で部活に顔を出す。
レオ姉にも何も言われなかったので、今度こそマネージャー業をきちんと学ぼうと思っていたんだけど・・・・・・。
着替えてから体育館に行ったところで、皆に挨拶したらまゆまゆは僕を避けるようにラノベを読んでいた。
しかも、その表紙に見覚えがあった。
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