• テキストサイズ

【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第25章 EP赤1 ラスボスは初期デレ状態でした。


何を勝手に・・・・・・いや、もし征十郎ルートに入っているのなら別に不思議はない。

「・・・・・・」
「何か言いたいことがあるみたいだね。」
僕は征十郎の腕を掴むと屋上まで強制連行した。
まゆまゆがいないのを確認すると、屋上の鍵を閉める。
時間的には余裕がある。
屋上に着いた僕は征十郎の腕を離す。

「征十郎。確かに唯ちゃんは僕にストーカーのような行動する。けど、酷いことを言って泣かしたのは事実だ。」
「泣かせたのは僕だ。君が気に病むことはない。」
「気にするさ。誰であれ自分に好意を抱いてくれているのは嬉しい。それに女の子を泣かせるのは僕のポリシーに反する。」
その言葉に征十郎はぴくりと反応した。
「・・・・・・わかった。一葉がそこまで言うのなら、彼女に謝罪するのは許可しよう。ただし必要以上に接触しないこと。これは守っってもらう。」
「僕からは見かけたとき以外故意に接触することはないよ。」
なんか既にヤンデレ特有の束縛がはじまっちゃってるけど。
一応許可が出たし、心置きなく唯ちゃんに謝れるね。

「話は以上かな。」
「あ、そうだ。征十郎。」
屋上の鍵を開け、去ろうとする征十郎に一応確認しておこうと思った。
「なんだい。」
「これは一応確認なんだけど」
勘違いだったら、忘れて。と僕は前置きしてから
「僕のこと好きなの?」
とド直球に尋ねた。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp