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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第23章 EP洛山8 レギュラー陣VS僕!?


お陰様で試合の結果は割と接戦。
なんでかね。
まゆまゆのパスとか僕受け取れちゃったんですよね。
トリップ者にありがちなチート能力ってやつ?
それとも主人公補正?
・・・・・・はないか。主人公ちゃん普通の女の子だったし

あと、まゆまゆが割と真面目にプレイしてくれちゃって。
結果現状ほぼ同点。
これって凄くない?

でもまぁ、残念ながら僕はこのメンバーに雑じって試合に参加はできないけどね。
そんなことを今更気にしてもしょうがない。
第一ストバスとかこういう風に皆とバスケ出来るわけだし。
ポジティブに行こう!

部活が終わり、制服に着替えるとまた皆と一緒に下校する。
「しかしまさか一葉ちゃんがまさかあそこまで強かったとはねぇ。」
開口一番そう言ったのはレオ姉だ。
「僕もまさか勝っちゃうとは思ってなかったよ」
苦笑いで答えるけど、勝てるとは思ってなかったので結果は本当に予想外だった。
「千尋さんが真面目にやるなんて珍しかったよね。」
とコタ。

ホントこの世界の後輩って先輩に敬意払わないよね。
と僕は和んでしまった。
まゆまゆは別に。とそっけないけど。
ってかアレ?
まゆまゆ昨日の下校時居た?

「俺は昨日一人で帰った。」
表情に出ていたのだろうか?
まゆまゆは僕を見てそう答えた。

「確かにまゆまゆ一匹狼みたいな感じする」
ついうっかり、本当にうっかりそう言ってしまった。
言ってからしまった。と思った時には既に遅し状態。
皆からまゆまゆ!? みたいな視線が僕に集められる。

「え~っとごめんなさい?」
「別に。」
さっきと同じ答えが返ってきたけど、その表情は別に嫌がっている風ではない。
むしろ照れてる?

「怒んないの?」
「なんでそう思う。」
「結構生意気な後輩多いでしょ。ここ」
レオ姉やコタに
「ちょっと!」
と咎められたけど事実だし。

「名前の呼び方ぐらいで、怒らねーよ。」
呼び捨てとは違うしな。とむしろ好印象?
「じゃあ、これからもまゆまゆって呼ぶけどいいってことだよね?」
「好きにしろ。」
本人から許可いただきました。
なんて僕は喜んでいたんだけど、征十郎が目を細めてその様子を睨んでいたことなど知る由もなかった。
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