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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第22章 EP洛山7 嘘は言ってない。


流石の僕も追いかけなければと思ったのだが、
「部活を始める。彼女は追いかけなくていい。」
っと征十郎に腕を掴まれてしまい。
「一葉ちゃん。酷いようだけどあの子の行動は少し目に余るわ。まるでストーカーみたいだったもの。」
いや、実際唯ちゃんのヤンデレ型はストーカー型だから間違ってないかもだけど
「まぁ、泣かせちまったのは後味悪いが」
とねぶちんも仕方ない。と言うニュアンスだ。
「まぁまぁ。それよりも早くバスケしようよ。一葉ってバスケ出来るんでしょ?」
コタは唯ちゃんなど、どーでもいいという感じで
ただ無邪気にそう言ってくる始末。
まゆまゆだけは、無関心貫き通してたけど。

僕は唯ちゃんが気になったけど、征十郎に腕を掴まれ
無関心なはずのまゆまゆに退路? を絶たれたので、
仕方なく部活に集中することにした。
明日唯ちゃんに謝ろう。そう決めて・・・・・・。

っで、肝心の正ちゃんがいない今日の僕はというと。
こんな状態では、身動きもとることが出来ず今のところ何もしていない。
っというか出来ない。
僕が全力を出せば征十郎の手を振りほどくことぐらいは、
多分出来るであろう。
しかし、ヤンデレ相手では下手に行動すると知人にも被害が及ぶことがある。

「征十郎。いつまで僕の腕を掴んでいるんですか」
わざと敬語で尋ねる。
「一葉が逃げないとわかるまでだ。」
「逃げるってなんだよ。部活をしに来たんだけど」
どのみち逃げようがないのは、見てわかると思うんだけどね。
「そんなことより、赤司。俺一葉と勝負してみたい。」
「俺もだ。」
コタとねぶちんがまだそう言っていた。

「1on1かい?」
「うーん2on2でもいいけど」
「なら、私と組みましょう。一葉ちゃん。」
「いいけど。」
アレ? 僕マネージャーで入部したんじゃなかったんですか?
という視線を征十郎に向ければ。
逃げなければ、線引きはしないよ。というようなオーラでご返答いただきました。
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