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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第21章 EP洛山6 僕と唯ちゃんとバスケ部と


「あー征十郎の許可降りるかな?」
「征十郎?」
あれ? なんか唯ちゃん怒ってる?
「えっと・・・・・・バスケ部の主将で、唯ちゃんもファンだったのはずなんだけど」
「あぁ。赤司様?」
それまでファンだった子とは思えないような冷たい声で唯ちゃんはそう言った。
女の子じゃないのに、ヤンデレって発動するの?
それともやっぱりファンだから呼び捨てに怒ったのかな?

「そう赤司様。ウチの部は彼が実権握ってるから彼次第なんだよね。」
「そう・・・・・・」
僕がそう説明すると、唯ちゃんはしょぼんとしてしまった。
僕が選手だったら、こんな可愛いマネージャーが居たら喜ぶけどね。
「まぁ・・・・・・でも、とりあえず行くだけ行ってみようよ。」
「うん!」
そう提案すると唯ちゃんは喜んで返事をした。
「それじゃあ、着替えてくるから保健室の外で待っててもらえるかな?」
「わかった。」
僕的には同じ女子だし、中で待っててもらっても構わないんだけど。
唯ちゃんの態度を見てる感じ、外の方がいいかな。と判断した訳。

「お待たせ。それじゃあ、行こうか。」
僕ジャージに着替えて、外に居る唯ちゃんに声をかけると二人で体育館へと向かった。
僕たちが着くと正ちゃん以外のつまりレギュラー陣は既に全員揃っていた。

「一葉。初日から遅刻とはどんな深刻な理由があるのか教えてくれるかな?」
怒気を含んだ僕司の声が響く。
レオ姉も教室で別れた後保健室に向かおうとしてたのは知っていたから、フォローできないみたいだ。
「それと、後ろに居る彼女は誰だい。」
光のない目で、征十郎は僕にその2つを尋ねた。
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